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<NIE・教育に新聞を>新聞活用 学力下支え/島教連で甲斐氏講演/言語活動で有効性強調(2013年5月24日)
島尻地区教育研究団体連絡協議会(島教連)の2013年度講演会が21日、八重瀬町の南部総合福祉センターであった。県立総合教育センターの甲斐崇研究主事(NIEアドバイザー)が「やってみよう!NIE 日常活動に組み込む新聞活用」と題して講演し、教育への新聞活用による言語活動の充実が「確かな学力」の下支えになると説明した。同地区の教育研究団体に所属する校長や教員ら43人が参加した。
甲斐主事は、文部科学省の全国学力テストを通した課題を説明。「子どもたちには、さまざまなメディアの情報から必要な情報を取捨選択、吟味し、自分の言葉に置き換えて発信する力が求められている。だからこそ、編集の仕方や記事の内容に注意して読む必要性がある」と、写真の読み取りや記事の読解など、新聞を教材に活用するNIEの有効性を指摘した。
参加者は見出し読みのワークショップに挑戦。写真や四こま漫画の活用、浜川小が取り組む記事の読み聞かせなど、日常的なNIEの実践例も学んだ。
島教連の平田清美新会長(糸満南小校長)は「子どもの基礎学力は上がっており、今後は活用する力を育てることが大事だ。新聞を読むことで教師の力も上がるはずだ」と語った。
<おでかけりゅうPON!>見出しは「看板」/宜野座・松田小 新聞の特徴学ぶ(2013年5月23日)
記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が22日、宜野座村立松田小学校(伊波和子校長、児童数101人)で開かれ、5、6年生33人が紙面や記者の仕事について学んだ。
NIE推進室の座波幸代記者は新聞の特徴に触れ、「見出しは『看板』や『道路標識』のようなもの。記事を全部読まなくても一目で内容が分かるようになっている」と説明した。
児童らは「何回でも読み返せる」「持ち運びできる」などと新聞の良さを挙げ、理解を深めた。
当銘祥子記者は記者を志した理由について「沖縄の良い部分や文化をみんなに伝えたいと思ったから」と話し、「どんなことにでも好奇心を持つことが大切だ」と語った。
5年の當眞理子さんと宇良拓真君は互いに週末の出来事を取材した。具体的に質問しながらメモを取り、記事を完成させた。
<読んで広がるNIE>ニュースの格付け紹介/「おでかけりゅうPON!」 瀬底小で出前講座(2013年5月22日)
記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が21日、本部町立瀬底小学校(喜納すえ子校長、児童数45人)で開かれ、3年生から6年生までの児童ら30人が参加した。児童らは思い思いに新聞をめくり、経済面やスポーツ面などから興味のある情報を探し出した。
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