N I E(エヌ・アイ・イー)はNewspaper in Education の略で、「教育に新聞を」の意味です。

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<NIE・教育に新聞を>見出しの違い面白い/コザ小で授業 県内2紙を読み比べ(2013年5月26日、地方面)

 【沖縄】沖縄市立コザ小学校(平田光秀校長)でこのほど、新聞の見出しを読み比べる授業が行われた。担任の知念正次教諭と授業に取り組んだ5年2組の児童21人は、県内2紙のスポーツ面を読み比べ、テーマが同じでも見出しや写真の違いで受ける印象が異なることなどを学んだ。

 授業ではプロ野球・巨人軍の宮国椋丞投手が今季初勝利を挙げた翌日の4月17日付紙面を使った。読み比べた児童からは「記事の内容は似ているのに、見出しや写真が全然違う」「A紙に書かれていることがB紙に書かれていなかったり、その逆もある」といった点が発表された。

 家で新聞に触れる機会がないと話す崎浜神威君は「読み比べて言葉で発表するのが難しかったけど、面白かった。これからも新聞に親しんでいきたい」と話した。

<NIE・教育に新聞を>NIEの深化確認/推進協総会 教育行政と連携強化(2013年5月25日)

教育関係者と新聞社などでつくる県NIE推進協議会(山内彰会長)は24日、那覇市の琉球新報社で2012年度総会を開いた=写真。山内会長は「教育行政との連携が昨年度の大きな成果だ。新聞を活用した教育現場の実践も深まりを見せている」とあいさつし、県立総合教育センターにNIE担当研究主事が配置されたことなど、今後も引き続き、教育行政との連携や新聞業界のバックアップが必要だと強調した。

 13年度は、実践校の沖縄市立コザ小児童による公開授業やワークショップを盛り込んだ第7回県NIE実践フォーラム、偶数月に教師向け研修「おきなわNIEセミナー」の開催を予定する。7月25、26日に静岡県で開かれる第18回NIE全国大会に参加する。

 NIEアドバイザーによる実践総括では、県内のNIE活動の深まりが報告され、今後は中高での新聞活用の裾野を一層広げていく必要性を指摘した。

 日本新聞協会の13年度実践指定校に内定した学校や県内2紙による実践指定校16校が報告された。実践指定校は次の通り。

 【日本新聞協会実践指定校】(通常枠)沖縄市立コザ小、うるま市立中原小、沖縄アミークスインターナショナル、名護市立真喜屋小、恩納村立喜瀬武原小中、興南中、陽明高【同】(奨励枠)那覇市立小禄南小、沖縄市立越来小【県指定校】南城市立大里中、伊平屋村立伊平屋小、那覇市立城北中若夏分校、北谷町立浜川小、石垣市立伊野田小、石垣市立宮良小、沖縄工業高

新報サイエンスクラブ募集開始(2013年5月24日)

 琉球新報社は、一般財団法人沖縄美ら島財団と共催で県内の小中学生を対象に沖縄の自然を研究し「科学の芽」を育む助成事業「新報サイエンスクラブ」を実施します。奮ってご応募ください。

 【応募期間】5月24日(金)~6月25日(火)必着
 【研究テーマ】沖縄の自然や動植物に関すること
 【研究期間】原則として本年度内
 【研究奨励(助成)数】小学生部門(20件程度)、中学生部門(10件程度)
 主催 琉球新報社
 共催 一般財団法人沖縄美ら島財団

募集の詳細は以下。(画像をクリックすると、拡大します。)

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