N I E(エヌ・アイ・イー)はNewspaper in Education の略で、「教育に新聞を」の意味です。

りゅうPONロゴ


最新コンテンツ

<NIE・教育に新聞を>NIEの深化確認/推進協総会 教育行政と連携強化(2013年5月25日)

教育関係者と新聞社などでつくる県NIE推進協議会(山内彰会長)は24日、那覇市の琉球新報社で2012年度総会を開いた=写真。山内会長は「教育行政との連携が昨年度の大きな成果だ。新聞を活用した教育現場の実践も深まりを見せている」とあいさつし、県立総合教育センターにNIE担当研究主事が配置されたことなど、今後も引き続き、教育行政との連携や新聞業界のバックアップが必要だと強調した。

 13年度は、実践校の沖縄市立コザ小児童による公開授業やワークショップを盛り込んだ第7回県NIE実践フォーラム、偶数月に教師向け研修「おきなわNIEセミナー」の開催を予定する。7月25、26日に静岡県で開かれる第18回NIE全国大会に参加する。

 NIEアドバイザーによる実践総括では、県内のNIE活動の深まりが報告され、今後は中高での新聞活用の裾野を一層広げていく必要性を指摘した。

 日本新聞協会の13年度実践指定校に内定した学校や県内2紙による実践指定校16校が報告された。実践指定校は次の通り。

 【日本新聞協会実践指定校】(通常枠)沖縄市立コザ小、うるま市立中原小、沖縄アミークスインターナショナル、名護市立真喜屋小、恩納村立喜瀬武原小中、興南中、陽明高【同】(奨励枠)那覇市立小禄南小、沖縄市立越来小【県指定校】南城市立大里中、伊平屋村立伊平屋小、那覇市立城北中若夏分校、北谷町立浜川小、石垣市立伊野田小、石垣市立宮良小、沖縄工業高

新報サイエンスクラブ募集開始(2013年5月24日)

 琉球新報社は、一般財団法人沖縄美ら島財団と共催で県内の小中学生を対象に沖縄の自然を研究し「科学の芽」を育む助成事業「新報サイエンスクラブ」を実施します。奮ってご応募ください。

 【応募期間】5月24日(金)~6月25日(火)必着
 【研究テーマ】沖縄の自然や動植物に関すること
 【研究期間】原則として本年度内
 【研究奨励(助成)数】小学生部門(20件程度)、中学生部門(10件程度)
 主催 琉球新報社
 共催 一般財団法人沖縄美ら島財団

募集の詳細は以下。(画像をクリックすると、拡大します。)

<NIE・教育に新聞を>新聞活用 学力下支え/島教連で甲斐氏講演/言語活動で有効性強調(2013年5月24日)

 島尻地区教育研究団体連絡協議会(島教連)の2013年度講演会が21日、八重瀬町の南部総合福祉センターであった。県立総合教育センターの甲斐崇研究主事(NIEアドバイザー)が「やってみよう!NIE 日常活動に組み込む新聞活用」と題して講演し、教育への新聞活用による言語活動の充実が「確かな学力」の下支えになると説明した。同地区の教育研究団体に所属する校長や教員ら43人が参加した。

 甲斐主事は、文部科学省の全国学力テストを通した課題を説明。「子どもたちには、さまざまなメディアの情報から必要な情報を取捨選択、吟味し、自分の言葉に置き換えて発信する力が求められている。だからこそ、編集の仕方や記事の内容に注意して読む必要性がある」と、写真の読み取りや記事の読解など、新聞を教材に活用するNIEの有効性を指摘した。

 参加者は見出し読みのワークショップに挑戦。写真や四こま漫画の活用、浜川小が取り組む記事の読み聞かせなど、日常的なNIEの実践例も学んだ。

 島教連の平田清美新会長(糸満南小校長)は「子どもの基礎学力は上がっており、今後は活用する力を育てることが大事だ。新聞を読むことで教師の力も上がるはずだ」と語った。

RSS FEED