最新コンテンツ
<読んで学べるNIE>首里城ガイド任せて/興南中高社会科部 和歌山の中学生と交流(2013年5月14日)
興南中学校と同高校の生徒が所属する部活「興南中高社会科部」の中高生16人は12日、修学旅行で来県した和歌山県田辺市立中辺路中学校3年生27人を相手に首里城ガイドを務めた。琉球王国時代の歴史・文化を知ってもらう取り組みで、同部顧問の門林良和教諭は「修学旅行生には同世代と交流することで、ただの風景ではなく思い出として記憶に残ると思う。沖縄を身近に感じてもらえるのではないか」と意義を語った。
<読んで学べるNIE>クイナ 恋の季節/県写真協会 吉直さん撮影(2013年5月13日)
愛鳥週間が10日から始まる中、沖縄本島北部の農道で12日午前、国の天然記念物ヤンバルクイナのつがいが繁殖活動をする様子が確認された。県写真協会事務局長の吉直新一郎さん(60)=那覇市=が撮影に成功した。
<NIE・教育に新聞を>新聞活用法を紹介/NIEセミナー 教員向けに初開催/甲斐主事「慣れ親しむことから」(2013年5月12日)
県NIE推進協議会(山内彰会長)は11日、那覇市の沖縄タイムス社で教師向け研修会「第1回おきなわNIEセミナー」を初開催した。小中高校の教員ら32人が参加。NIEアドバイザーの甲斐崇県立総合教育センター研究主事が「ふだん着のNIE~日常活動に組み込む新聞活用」と題し、記事の読み聞かせや写真コンテストなど、新聞を気軽に使って継続できる実践方法を紹介した。
甲斐主事は「誰でも、いつでも、どこでもできるのがNIEの良さ」と紹介した。「子どもにいきなり記事を読ませる必要はない。写真や漫画、見出しで新聞に慣れ親しむことから始めてほしい」と呼び掛けた。
参加者は児童・生徒に紹介したい記事を選び、読み聞かせるワークショップに挑戦した。子どもの興味・関心や発達段階に応じた記事選びのこつを学んだ。
写真に吹き出しを付けて、写真が何を伝えたいのかを考えさせる実践例も紹介し、甲斐主事は「コンテスト形式で選んだ写真を発表したりと、情報を読み取る力や想像力、表現力が遊び感覚で身に付く」と話した。
沖縄カトリック中学高等学校の本村直樹教諭は「写真や見出しを使う方法は高校でも有効だと感じた」と話した。次回セミナーは「新聞読み比べのコツ」をテーマに6月29日、琉球新報社で開催する予定。