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<読んで広がるNIE>糸数さん(久高)初優勝/ふるさと歌自慢(2013年5月19日)
【うるま】第20回ふるさと歌自慢決勝大会(主催・琉球民謡協会、共催・沖縄テレビ放送、ラジオ沖縄、琉球新報社)が18日、うるま市民芸術劇場響ホールで開かれ、予選大会を通過した15人が稽古で鍛えた歌声を披露した。ナークニーを歌った南城市の久高島に住む糸数寛希さん(18)が初優勝した。
新聞記事の活用広がる/「体罰」活発に議論/教員志望沖大生 生徒指導を考える(2013年5月17日)
沖縄大学で講義「生徒指導論」を受講する学生が14日、琉球新報連載「指導者の手のひら~『体罰』を考える~」を活用し、議論を深めた。同講義を受講する学生は中学校や高校の教員を目指しており、将来教職に就いた時、体罰の問題にどう向き合っていくべきかについて活発に議論した。
14日の講義に出席した学生38人は事前に読んだ連載「指導者の-」を踏まえ、「体罰をしない教師とはどのような教師か」や「体罰をしない学校をつくるためには何をすべきか」などについて、グループで話し合い、発表した。学生たちは「教師にゆとりがないと体罰が起こるのではないか」「体罰は安易な指導だ」など、それぞれの意見を発表し合った。
中野里奈さん(19)=2年=は体罰について「一般社会では暴力は許されないのに、学校現場では『愛のムチ』と称して許されるのはおかしい」と強調した。
講義を担当する上地幸市教授は「体罰は学校現場の先生方が向き合わないといけない課題で、学生みんなの必修課題として取り上げた」と今回の講義の意義を語った。
<NIE・教育に新聞を>新聞記事の活用広がる/「NIEタイム」に教師が読み聞かせ/浜川小 週1回、10分間(2013年5月17日)
北谷町立浜川小学校(伊良波聰校長、児童数585人)は4月から、毎週木曜の朝に10分間の「NIEタイム」を設け、全学年で新聞の読み聞かせに取り組んでいる。児童が新聞に慣れ親しみ、社会や地域の出来事への興味・関心を持つきっかけにつなげている。
読み聞かせの利点は難しい文章を教師が分かりやすくかみ砕いて話すことで、児童が記事の内容を理解できる点。記事選びや紹介の仕方は学年・学級の興味や発達段階に合わせ、多様に展開できる。事前に選んだ記事の出典を明らかにしながら読み聞かせ、教師の感想も伝える。そのことで児童が感想や意見を持つことにつなげる。
4年担任の村吉礼子教諭は6日付琉球新報「全国でも数少ない女子ラグビー部が中部農林高校に誕生」の記事を紹介した。「楕円球に夢乗せて」という見出しから「楕円球ってどんな形?」と考えたり、付箋で感想を貼り付けたりした後、体育の授業につなげ、実際にタグラグビーに挑戦した。
5年2組は地球儀を前に、リオデジャネイロ沖の大西洋海底で大陸の痕跡が見つかった記事を紹介した。


