琉球新報 NIEルーム

＜読んで広がるＮＩＥ＞ヤンバルクイナ放鳥／事故で保護　元気に森へ(２０１３年６月２８日、社会面)

　【国頭】国頭村与那で交通事故に遭い保護されていた雌のヤンバルクイナ１羽が２７日、関係者らによって放鳥された。ことしに入ってから同日までのクイナの交通事故は２０件に上り、昨年に次いで多い。環境省やんばる野生生物保護センターの山本以智人自然保護官は「できるだけ法定速度を守って走ってほしい」と呼び掛けた。

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＜読んで広がるＮＩＥ＞「自分と向き合う時間を」／沖国大　米アニメデザイナーが講義(２０１３年６月２７日、社会面)

　映画「モンスターズ・ユニバーシティ」のプロダクションデザイナーを務めた米国ピクサー・アニメーションスタジオのリッキー・ヴェガ・ニエルヴァさんが２６日、宜野湾市の沖縄国際大学で特別講義を行った。

　リッキーさんは学生の質問に答え「大学時代は自信がなかったが、情熱を持ち、努力を続けることで道が開けた。自分と向き合う時間をたくさん持ってほしい」と呼び掛けた。

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＜おでかけりゅうＰＯＮ！＞新聞の工夫学ぶ／名護・久辺小　読む楽しさも(２０１３年６月２６日、地方面)

　【名護】記者による出前講座「おでかけりゅうＰＯＮ！」が２４日、名護市立久辺小学校（座間味玲子校長、児童数１４０人）で開かれ、４～６年生７３人が紙面の特徴や工夫点など新聞について学んだ。

　琉球新報ＮＩＥ推進室の当銘祥子記者が「写真や見出し、表やグラフなどを使い、読者が理解しやすいようになっている」と紙面の工夫点を説明し、記者の七つ道具も紹介した。

　児童らは慰霊の日の写真や記事を見ながら「大きく扱っているのは戦争がいけないから」などと情報を読み取っていた。６年の宮里正悟君（１１）は「１番伝えたいことは記事の最初の方に書かれていると知った。４こま漫画やスポーツなどに注目して新聞を読んでいきたい」と話した。