最新コンテンツ
<おきなわNIE>複数紙面 読み比べ/第2回おきなわNIEセミナー 教師らが新聞研修(2013年6月30日、社会面)
県NIE推進協議会(山内彰会長)は29日、教師向け研修会「第2回おきなわNIEセミナー」を那覇市の琉球新報社で開催した。NIEアドバイザーの仲程俊浩・城北中若夏分校教諭が「読み比べの視点~慰霊の日の紙面から~」と題し、全国紙や地元紙を読み比べるワークショップを実施した。慰霊の日について報じた24日付紙面を通して、ニュースの位置付けや論調の違いなどを考えた。
小・中・高の教員ら19人が参加した。全国紙の朝日、毎日、読売各新聞の紙面を読み深めた後、琉球新報、沖縄タイムスと読み比べた。発表では「沖縄の立場に寄り添った内容で、多くの記事を載せる新聞もあれば、政府の立場に立った論調の新聞もあった」「式典後に、首相と知事が会談した記事の扱いが異なっていた」「(政府批判の)言葉の表現に強弱があった」などの意見があった。
沖縄工業高校の大城航(わたる)教諭(31)は「全国紙と地元紙との比較は、紙面の作りも伝え方も全然違っていて勉強になった」と話した。
<NIE・教育に新聞を>古波津教諭を認定/NIEアドバイザー(2013年6月29日、社会面)
日本新聞協会は28日、新聞を教育に活用するNIE(Newspaper In Education)活動の推進役「NIEアドバイザー」に、新たに古波津聡沖縄市立コザ小教諭(46)を認定した。これで、県内のアドバイザーは計5人となった。
古波津教諭は2010年度から沖縄市立越来小で新聞活用に取り組み始めた。現在は日本新聞協会NIE実践指定校のコザ小で、教師、児童ともに「無理なく継続できる取り組みを」をテーマに掲げた新聞活用を実践している。古波津教諭は「NIEは難しいものではなく簡単に取り組める。教師、大人も視野が広がることを伝えていきたい」と抱負を語った。
<読んで学べるNIE>平和の鐘に思い託す/宮森小で墜落事故追悼集会(2013年6月29日、社会面)
【うるま】米軍統治下の1959年に宮森小学校に米軍ジェット機が墜落した事故から54年になる30日を前に、うるま市立宮森小学校(高良京子校長、児童401人)で28日、児童会主催の追悼集会が開かれた。事故の遺族らが見守る中、児童と宮森幼稚園の園児は、犠牲になった児童や住民18人の名前が刻まれた「仲よし地蔵」に千羽鶴や花を供え、平和な社会を目指していくことを誓った。
画像をクリックすると、授業などで役立つワークシートが開きます。