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<おでかけりゅうPON!>教材活用の実践学ぶ/石垣 3小学校教員参加(2013年7月6日、地方面)

【石垣】琉球新報記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」を活用した教師向け研修が3日、NIE実践県指定校の石垣市立伊野田小学校(西原貴和子校長)であった。同校や近隣の明石小、野底小の教員ら12人が参加し、写真の吹き出しを考えたり、読み聞かせから始めたりと、新聞を気軽に教材として活用する実践例を学んだ。

 研修では、NIE推進室の座波幸代記者が新聞の閲覧頻度と学力との相関関係について説明。児童にいきなり記事を読ませる必要はなく、写真や漫画、見出しなどから新聞に慣れ親しむことが大事だと紹介した。

 明石小の服部章吾教諭は「新聞を通して社会への関心を広げることができる。早速、社会科の授業で使ってみたい」と話した。

 伊野田小は2012年度からNIE活動に取り組み、新聞コーナー設置や家庭学習への記事活用などに取り組んでいる。授業では切り抜き新聞作りに挑戦し、異学年の児童がお互いに選んだ記事を「編集会議」にかけて、記事の内容を紹介し合う様子などが見られた。

 西原校長は「子どもたちが生き生きと授業をしている様子が何より大事だ。新聞活用の可能性を広く知ってほしい」と話した。

<読んで楽しいNIE>金武の田んぼ黄金色(2013年7月4日、社会面)

 県内有数の米の産地・金武町屋嘉で3日、収穫作業で刈られた稲穂が、道路沿いのガードレールなどに隙間なく掛けられていた。収穫は1週間ほど前から始まったという。乾燥を待つ様子は、この季節の屋嘉の風物詩になっている。

画像をクリックすると、授業などで役立つワークシートが開きます。

<おでかけりゅうPON!>天久小5年生が新聞作りを学ぶ/本紙出前講座(2013年7月3日、社会面)

 記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が2日、那覇市立天久小学校(廣幸和校長、児童数643人)で開かれ、5年生91人が紙面の仕組みや記者の仕事について学んだ。

 琉球新報NIE推進室の座波幸代記者が「どんな情報が載っている?」「見せ方の工夫点は?」と問い掛け、新聞を自由にめくらせた。児童からは「暦やクイズ、4こま漫画が載っている」「見出しや写真が目立つ。表やグラフもある」などと声が上がった。

 当銘祥子記者は、パソコンなど、記者の七つ道具を紹介し「大切なのは正確に記録し、みんなに伝えることだ」と話した。記事の書き方などを学んだ児童らは、週末の出来事を互いに取材し、記事を完成させた。

 宮良碧(あおい)さん(10)は「学んだことを授業での新聞作りや、日記を書く時などに生かしたい」と話した。

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