N I E(エヌ・アイ・イー)はNewspaper in Education の略で、「教育に新聞を」の意味です。

りゅうPONロゴ


最新コンテンツ

<読んで温かいNIE>遺児・母子家庭の支援訴え/あしなが育英会が募金活動(2012年10月21日)

 病気や災害などで親を亡くした子どもたちに奨学金を支援するあしなが育英会の学生募金活動が20日、始まった。那覇市の沖縄三越前では学生募金事務局のメンバーや高校、大学の学生ボランティアら約30人が通行人に協力を呼び掛けた。同市のパレットくもじ前、北谷町のイオン北谷店前でも行った。募金は21、27、28日も実施し、27、28日はイオン名護店前でも行う。

<おでかけりゅうPON!>記事選び 親子で会話/前田小家庭学級 新聞作りも学ぶ(2012年10月19日)

 
 親子で新聞について学び、家庭内のコミュニケーションを深めようと、浦添市立前田小学校の保護者らによる家庭教育学級(学級長・田中宏樹PTA会長)が10日、那覇市天久の琉球新報社であった。同校の児童と保護者22人がお気に入りの新聞記事を選び、親子でプレゼントし合うワークショップなどを楽しんだ。

 参加者らは琉球新報新聞博物館や印刷局を見学し、新聞の歴史や朝刊が家に届くまでを学んだ後、親子NIE講座に参加した。大城三太NIE推進室記者が「トップ」「肩」「ハラ」といった記事の配置や、時間のない時でも情報を簡単に収集できる見出しの読み方を紹介した。
 ワークショップでは、琉球新報本紙や小中学生新聞「りゅうPON!」、副読紙「レキオ」から、参加者が「お父さんやお母さんに贈りたい記事」「子どもたちに読んでほしい記事」をそれぞれ選んで切り抜きに挑戦した。どうしてその記事を選んだのかをお互いに説明しながら、色画用紙に貼り付け、折り紙やカラーペンで彩った。
 3年の呉屋芽依さん(8)はパンダの記事の写真を貼り「お父さん、パンダ見た~い」とかわいいメッセージを添えた。母晶子さん(43)は「新聞製作の現場を実際に見て、いろいろな人の思いが紙面に詰まっていることを知った。インターネットも便利だが、新聞に立ち返りたい」と話した。
 田中会長は「記事を選び、子どもから、親からすてきな文章を考えるのはとてもいいこと。環境を与えれば、子どもたちが伸びることを実感した」と話した。

<おでかけりゅうPON!>記者の仕事に挑戦/コザ小 2人1組で取材(2012年10月19日)

【沖縄】沖縄市立コザ小学校(平田光秀校長)で17日、琉球新報記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が開かれた。3、4年生の児童112人は記者の仕事やメモの取り方を学んだ後、友達同士でインタビューし、記者の仕事に挑戦した。

 講座では、座波幸代NIE推進室記者が記者になったきっかけや「ペン」「カメラ」など仕事の「七つ道具」を紹介。続いて金城綾乃同室記者が、重要な箇所がわかるように印を付ける方法や、「いつ」「どこで」といった5W1H、固有名詞に注意するなど、メモを取るときのコツを説明した。ワークショップでは、2人1組で相手の将来の夢について取材。児童らは真剣な表情で話を聞き、記事にまとめた。
 3年生の玉城寛太君(9)は「友達にインタビューするのが楽しかった。習ったことに気を付けて、詳しく聞くことを心掛けた」と声を弾ませた。
 「りゅうちゃん号」が講座の様子をまとめた速報を配布した。

RSS FEED