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　ＮＩＥ実践指定校の陽明高校で９日、新聞を使った保健体育の授業があった＝写真。総合学科１年生３５人が新聞の気になる記事を見つけて友人に紹介したり、気になった記事や写真の感想を書き込んだりする学習を始めた。

　指導する高良真弓教諭は２学期から毎時間、同様の学習に取り組む予定で「教科書で学ぶ喫煙や生活習慣病などのトピックを自分で見つけることにつなげ、３学期には保健新聞作りに取り組みたい」と説明した。

　生徒らは６～７人のグループに分かれ、記事の内容を発表し、１枚の写真についてさまざまな意見を出した。我部真琴さん（１５）は「新聞は年配の人が読むものだと思っていたが、スポーツや同世代の記事もあり、思ったより親しみやすい」と語った。