<NIE・教育に新聞を>新聞記事の活用広がる/「NIEタイム」に教師が読み聞かせ/浜川小 週1回、10分間(2013年5月17日)
北谷町立浜川小学校(伊良波聰校長、児童数585人)は4月から、毎週木曜の朝に10分間の「NIEタイム」を設け、全学年で新聞の読み聞かせに取り組んでいる。児童が新聞に慣れ親しみ、社会や地域の出来事への興味・関心を持つきっかけにつなげている。
読み聞かせの利点は難しい文章を教師が分かりやすくかみ砕いて話すことで、児童が記事の内容を理解できる点。記事選びや紹介の仕方は学年・学級の興味や発達段階に合わせ、多様に展開できる。事前に選んだ記事の出典を明らかにしながら読み聞かせ、教師の感想も伝える。そのことで児童が感想や意見を持つことにつなげる。
4年担任の村吉礼子教諭は6日付琉球新報「全国でも数少ない女子ラグビー部が中部農林高校に誕生」の記事を紹介した。「楕円球に夢乗せて」という見出しから「楕円球ってどんな形?」と考えたり、付箋で感想を貼り付けたりした後、体育の授業につなげ、実際にタグラグビーに挑戦した。
5年2組は地球儀を前に、リオデジャネイロ沖の大西洋海底で大陸の痕跡が見つかった記事を紹介した。
- 新聞活用の日常化を/NIEフォーラム 気軽な実践紹介(2013年12月1日、社会面)
- <NIE・教育に新聞を>新聞素材の活用で子どもに社会性を/県適応教室連絡協が研修(2013年6月14日、教育面)
- <NIE・教育に新聞を>新聞活用法を紹介/NIEセミナー 教員向けに初開催/甲斐主事「慣れ親しむことから」(2013年5月12日)
- 1月16日付りゅうPON!
- <NIE・教育に新聞を>コザ小4・5年公開授業 平田光秀校長に聞く/自分で判断できる大人に(2013年11月15日、教育面)