N I E(エヌ・アイ・イー)はNewspaper in Education の略で、「教育に新聞を」の意味です。

おでかけりゅうPON!

<おでかけりゅうPON!>記者職に興味津々/羽地小 児童ら取材体験(2013年6月15日、社会面)

 琉球新報の記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が14日、名護市立羽地小学校(伊礼正二校長、児童数311人)であった。5年生47人が新聞をめくって、ニュースを分かりやすく伝える工夫や記事の書き方を楽しく学んだ。

 NIE推進室の大城三太記者は仕事の様子や取材で使う「七つ道具」を紹介した。児童から「これまで1番楽しかった取材は何ですか」「大変なのは、どんな時?」などと次々質問が飛び出し、新聞記者の仕事に興味津々な様子だった。

 児童らは記事を書く際に必要な5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように)の要素を確認した後、ペア同士でインタビューに挑戦した。

 伊波愛絵さん(10)は「インタビューは難しかったけど、記事にまとめるのは工夫してできた」と話した。

<おでかけりゅうPON!>紙面の工夫を発見/浜川小で本紙出前講座(2013年5月31日、教育面)

 記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が29日、北谷町立浜川小学校(伊良波聰校長、児童数585人)で開かれ、4年生82人が新聞紙面や記者の仕事について学んだ。

 昨年まで同校教諭として勤務していた県立総合教育センターの甲斐崇研究主事(NIEアドバイザー)、琉球新報NIE推進室の座波幸代記者が新聞の特徴などを説明した。

 児童らは新聞をめくりながら、紙面の工夫点について考えた。「みんなに伝えたいことが大見出しになっている」「写真やクイズなど、子どもでも楽しめる」などの声が上がった。

 当銘祥子記者は記者を志した理由を紹介した。「県外の大学院に進んだ時に、沖縄がさらに好きになった。沖縄を離れてみて、良さに気付かされた」と話した。

 取材の心構えを学んだ南さくらさん(10)は「記者は聞き上手になることが大切だと分かった」と話した。

<おでかけりゅうPON!>記事加工し「贈り物」/真喜屋小 児童ら作品作り(2013年5月30日、社会面)

琉球新報の記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が29日、名護市立真喜屋小学校(平良正栄校長、児童数106人)であった。3、4年生32人が小中学生新聞「りゅうPON!」をめくって記事や写真などを選び、画用紙に貼ってお母さんやお父さんへの「記事のプレゼント」を作る学習に挑戦した。

 講座は授業参観の時間を利用して行われた。座波幸代記者がニュースを伝える新聞の工夫点を紹介した後、児童らは保護者と一緒に新聞をめくり、どの記事を選んだかを説明したり、かわいらしく貼り付ける作業を楽しんだりした。

 琉球国王の冠の記事を貼って「お母さんにもプレゼントしたい」と書き込んだ作品や、お小遣いの記事を貼って「1カ月に1回、できたらちょうだいね」と思い思いのメッセージを書き込んだ作品が並んだ。

 宝くじの広告などを貼った4年生の前川生季(いぶき)君(9)は「当たったら、家族でディズニーランドに行きたい」と書き込んだ。母江利子さん(40)は「新聞に興味を持ってもらう良い機会になった」と話した。


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