教員ら「まわしよみ新聞」に挑戦 第39回おきなわNIEセミナー開催
県NIE推進協議会(仲村守和会長)は7月13日、那覇市泉崎の琉球新報社で第39回おきなわNIEセミナーを開催した。テーマは「子どもの興味・関心を高める世界で一つだけの新聞を作ろう~みんなで『まわしよみ新聞』に挑戦~」。県内各地の教員と琉球大学教育学部の学生ら20人が参加した。
日本新聞協会認定NIEアドバイザーの甲斐崇氏(西原東小校長)と佐久間洋氏(西原町教育委員会指導主事)が講師を務めた。「まわしよみ新聞」は、切り抜いた記事を紹介し合い、一つの壁新聞を作りながら子どもの興味や関心、コミュニケーションを高めるのが狙い。佐久間指導主事は「まわしよみ新聞で表現力や社会性、思考力の向上などにつながる」と述べた。
渡嘉敷村立阿波連小の末吉優妃教諭は「子どもたちに新聞を読ませたいと思っていたので、楽しく授業で活用できると感じた。実際に授業で生かしたい」と笑顔で話した。教諭を目指している琉球大3年の古林彩葉(いろは)さんは「普段スマホでニュースを読んでいたので、新聞が多彩な情報であふれていることにびっくりした。新聞は面白い」と目を輝かせた。
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